本日は、

当法人「共生家かみこもりや」の敷地内に建立されております「ぴんころ地蔵」のお話でございます。

 

「共生家かみこもりや」は平成23年４月にオープンいたしまして３年目を迎えております。

この「ぴんころ地蔵」も、その時からこの場所で、

私達スタッフやご利用者様、そして地域の皆様の「幸せ」と誰もが願う「ぴんぴんころり」を穏やかに見守って下さっています。

 

この「共生家かみこもりや」の建物のコンセプトは南フランス、プロバンス風だったにも関わらず、

総合施設長の強い熱意と希望により、設計事務所様、建築会社様、石屋様・・様々な方々の協力を得て、

又、多方面よりお地蔵様の資料を集め念入りに調べ建立に至った訳でございます。

 

お歳を重ねる毎に想う最期への不安。

家族に迷惑をかけたくない・・

病院で長患いしたくない・・

誰もが考える事。

絶対的なものではございませんが、少しでも心が軽くなれる様、

祈るという行為により前向きに考える事、

そんなお手伝いをさせて頂けたら、との思いでございます。

 

我々は法人設立の平成９年より、

「可能な限り在宅での生活」を支援するための法人運営に徹して参りました。

在宅での生活を出来る限り継続したいと考える全ての方々へのレスパイトケアサービスとして、

今後も「共生会」の名の如く「ともいき」の精神を大切に共に育んでゆきたいと強く思っております。

そして、皆様の健康とご多幸をスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。